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M5GOと各モジュールについての仕様を詳しく知りたいなぁ
こんにちは、クマベです。
この記事では、M5GO IoTスターターキット v2.6 の仕様を解説し、機能や用途についてご紹介します。
各ユニットの仕様を含めて確認したい方は必見です。
深センのスタートアップ起業が開発した「M5Stack」は小型のマイコンボードです。
5cm✕5cmのコンパクトな筐体の中に、マイコン、液晶ディスプレイ、ボタン、バッテリー、スピーカ、I/Oなど様々な機能が盛り込まれています。
ESP32というマイコンが組み込まれており、Wi-FiやBluetoothによる無線通信なども可能です。
2017年にM5Stackが登場し、その扱いやすさから人気を獲得し、M5Stackを使うユーザーが急激に増えています。
趣味や教育としてはもちろんのこと、実用的なIoT開発をする際にも使われています。
※M5Stack公式ページ引用
M5GO IoT スターターキット v2.6とは
M5GO IoT スターターキット v2.6
M5Stack本体と、すぐに使える6つのGROVE互換モジュール、さらに多数のアクセサリが付属したIoTキットです。
STEM教育に向けて設計されています。
開発は「Arduino IDE」「UIFlow」「Micopython」「Blockly」といった色々な環境でプログラミングできます。
また、本体裏にはLEGO互換の特別バージョンとなっており、LEGO互換のパーツも付属しています。
これ1つで、エンジニアリングの世界を探求したり、オリジナルIoT製品を作ったり、様々なアイデアを実現することができ、まさにIoTやプログラミングをはじめるのにピッタリなキットです。
実際に筆者も購入してみました。ご興味あればこちらもご覧ください。
M5Stackシリーズの中のM5GOの位置づけ
M5Stackシリーズの種類は大きく分けて6つに分けられます。
「M5GO」は、COREの種類に分類され、正方形の筐体に「液晶」をはじめとする様々なモジュールが組み込まれているのが特徴です。
COREシリーズについては、以下の記事で詳しく紹介しています。
M5GOと他のCOREの仕様を比較したい場合は、こちらの記事を参考にしてください。
M5GOの仕様
項目 | M5GO v2.6 |
---|---|
写真 注1 | |
CPU | 240MHz デュアルコア |
Flash | 16Mバイト |
RAM | 520Kバイト |
PSRAM | ✕ |
電源 | 5V @ 500mA |
ポート | Type-C POGOピン I2C I/O UART |
液晶 | 320 ✕ 240 |
スピーカ | ○ |
マイク | ○ |
カメラ | ✕ |
IMU | 6軸 |
ボタン | 3 |
カードスロット | 1 |
Wi-Fi | ○ |
Bluetooth | ○ |
その他機能 | RGB LED ✕ 10 |
バッテリー | 500mAh |
製品寸法[mm] | 54 ✕ 54 ✕ 21 |
正味重量 | 56.4g |
発売日注2 | 2021年11月 |
参考価格 注3 | 11,583円 |
注1:M5Stack公式ページ引用
注2:Switch Sience 公開日
注3:Switch Science 9月10日時点
各拡張Unitの仕様
M5Stackに接続して、様々な機能を拡張できるアイテムをUnitの呼びます。
M5GO IoTスターターキット v2.6には、6つのUnitと接続用のケーブルが4本付属しています。
RGB Unit
RGB Unit(LED)
RGBライトを光らせることができます。
項目 | RGB Unit |
---|---|
モデル | SK6812 (3535) |
正味重量 | 4g |
製品寸法[mm] | 32 × 24 × 8 |
https://docs.m5stack.com/en/unit/rgb
IR Unit
IR Unit(赤外線リモコン)
赤外線信号を送受信することができます。
項目 | IR Unit |
---|---|
赤外線エミッタ波長 | 940nm |
正味重量 | 4g |
製品寸法[mm] | 32 × 24 × 8 |
https://docs.m5stack.com/en/unit/ir
ENV-Ⅲ Unit
ENV-Ⅲ Unit(環境センサ)
温度、湿度、気圧のセンシングができます。
項目 | ENV-Ⅲ Unit |
---|---|
最大温度測定範囲 | -40 ~ 120℃ |
最高測定精度 | 0 ~ 60℃ / ±0.2℃ |
湿度測定範囲 / 誤差 | 10 ~ 90% RH / ±2% |
気圧の最大測定値 / 分解能 / 誤差 | 300 ~ 100hPa / 0.06Pa / ±3.9Pa |
通信プロトコル | I2C: SHT30 (0×44), QMP6988 (0×70) |
作業温度 | 32°F ~ 104°F (0℃ ~ 40℃) |
正味重量 | 5g |
製品寸法[mm] | 32.2 × 24.2 × 8.1 |
https://docs.m5stack.com/en/unit/envIII
PIR Unit
PIR Unit(近接センサ)
非接触で検出物体が近づいたことを検出できます。
項目 | PIR Unit |
---|---|
正味重量 | 5g |
製品寸法[mm] | 32 × 24 × 12 |
https://docs.m5stack.com/en/unit/pir
HUB Unit
HUB Unit
GROVE端子のハブユニット(3つ)です。
項目 | HUB Unit |
---|---|
正味重量 | 5g |
製品寸法[mm] | 32 × 24 × 12 |
https://docs.m5stack.com/en/unit/hub
ANGLE Unit
ANGLE Unit(角度センサ)
青いつまみの角度を取得できます。
項目 | ANGLE Unit |
---|---|
出力電圧 | 0 ~ 2500mV |
正味重量 | 6g |
製品寸法[mm] | 32 × 24 × 22 |
https://docs.m5stack.com/en/unit/angle
おわりに
本記事では、M5GOの仕様について解説しました。
1つのキットで簡単にたくさんのことできるので魅力的ですね。
GROVEケーブルさえ繋げば、様々なセンサの値を取得でき、IoTプログラミングを実践できます。
スキルさえあれば、遊びにとどまらず本格的なIoT製品も開発できるので、長期的にも使用できます。
あなたのM5GO選びの参考になれば幸いです。